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2008年7月

2008年7月20日 (日)

インダストリアルデザイナーになるには。

インダストリアルデザイナーになるには

インダストリアルデザイナーになるには工業デザインを学べる大学や専門学校を卒業してからメーカーの開発室、デザイン室、設計部門やデザイン事務所に就職する必要があります。
美術系大学入学・卒業・面接に就職試験などは、グラフィックデザイナーと全く同じ。ブログの別ページ『グラフィックデザイナーになるには』を読んでみて下さい。ちょっと厳しく書いてありますけど。


インダストリアルデザイナーはボールペンから自動車、飛行機まで、一般的に大量生産が可能なあらゆる工業製品をデザインするのが仕事です。
まあ、基本的にインダストリアルデザイナーは衣類と室内家具以外の製品のほとんどを手がけるわけです。

インダストリアルデザイナーの就職先は製造メーカーの商品開発部などで工業デザインのスペシャリストとして勤務しています。

個人事務所を開業している場合は企業と専属契約を結び、収入を得ることが多いようです。

インダストリアルデザイナーは見た目だけでなく機能的にも優れたものを製品として企画、デザインすることが求められる仕事でもあります。
新製品の企画内容に合わせて、試行錯誤しながらデザインをスケッチし、クレイという特殊な粘土や発泡スチロール、紙などで立体模型を作成した後、いくつか試作品を用意して企業の経営陣に商品化について説明を行います。
粘土の造形技術が必要な要素もありますねー。

インダストリアルデザインの世界でも、最近は変化が出て来ています。
インダストリアルデザインの花形であるカーデザインなどの大きなプロダクトから、携帯電話やスポーツシューズ、ドリンクボトルというような変化の早い小さなプロダクトに需要がシフトし続けています。それはまた、デザイナーを縛っていた大きな装置や高価なソフトという環境にも変化が起こっていることを意味します。印刷と出版がDTPに置き換えられたように、インダストリアルデザインもデスクトップで行えるようになりました。


仕事は情報や資料集め、打ち合わせや模型の作成など企画が立ち上がってからひと通り形になるまでは忙しく、勤務時間は不規則で、連日泊り込みで働く人も多いようです。
メーカーの違いによる製品の技術的な差は現在ほとんどなくなっている状態なので、デザインに力を入れ製品の独自性をアピールする傾向が強まっています。
こちらも厳しい世界ですね。


グラフィックデザインと同じように、インダストリアルデザインも信じられないくらいの業務と製品があります。これに関係ない生活をしている生物は、なかなかいません。
人間はもとより、植物でも野菜や米は、機械で植えられたりします。動物でも、檻や医者にかかった時の医療器具のお世話になっています。
海の生物くらいですかねー、地球上でインダストリアルデザインのお世話になっていない生物と言ったら……


この職業もやりがいがあり、たくさん仕事があり、なるための訓練は大変なものになります。
グラフィックデザイナーに比べて、インダストリアルデザイナーの方が、その分野の大学の学部を卒業した生徒を採用する傾向が顕著にあります。

インダストリアルデザイナーになりたかったら、美術系(工業デザイン科)大学を卒業しておく事は必須です。

最後に『インダストリアルデザイナーになるために、絶対必要な条件』は、『文章読解能力』です!
受験の問題・大学での課題・仕事でクライアントからの指示などは、すべて『文章』で来ます。これを間違って解釈したら……それですべてが終わりです。。。。。。。。
文章力をつけましょう。
本、読みなね!

がんばりましょーよ!

2008年7月17日 (木)

今回は特別に長い文章!グラフィックデザイナーになるには!

皆さんは、どんな職業に就きたいと思っていますか?

美術系の大学を目指している人の多くが『デザイナー』を掲げます。

もちろん他の職業も上がって来ます。

このブログでは、しばらく『これから先』の事を書いていきたいと思います。まあ、ちょっとずつ『これから先』の事以外の事を交えながらも書いていきたいと思いますがね。
さて、ご紹介する職業などは様々なので、まずは、一番人気の『デザイナー』に関する事から書いていきましょう。

まあ、ここまでは前回のブログと同じ文章なんですが……
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かくいう、私も、ここで初めて自己紹介みたいになりますが、現役の『グラフィックデザイナー』です。力量はたいしたことありません(笑)、これ、ほんと。。。。。反省しているんです。
それでも、この職業歴は、20年を超えています。これまでには、『グラフィックデザイナー』はもとより、『アートディレクター』『新人研修員』『パソコンのデザインソフトのインストラクター』等なども経験しました。

企業にいたデザイナーとして、学生さんたちには、これから先の参考になればと思い、書いていく事にしますね。
あくまでも、参考に……

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さて、まずは、代表的なデザイナー職『グラフィックデザイナー』になるには!を書きましょう。
「なんで、代表的なのがグラフィックデザイナーなの?」それは、『一番人数が多いから』です。

私がグラフィックデザイナーなので、一番詳しい内容になるでしょうね。
他の職業は、就業した事が無いのもありますので、通り一遍等になるかもしれません。ごめんなさいね。
せめて、グラフィックデザイナーで、突っ込んだ話をしていきたいとは思っています。

グラフィックデザイナーとして、世界で活躍されている方を皆さんには目指してほしいのですが、まずは、《普通のグラフィックデザイナー》になるための、いちルートを書きましょう。

簡単に書くと、

美術系大学デザイン科に入学。

卒業

印刷会社・製造メーカー・デザインプロダクション・広告代理店などの面接・試験を受ける。

入社

仕事を習う。まずは下働き。

デザイナーと名乗れる!

こんな順でしょうか。


あったり前!の事を書いてあります。それでは、ちょっと見方を変えてみましょう。


ここからは、私の経験上のお話が混じります。

『私』は、以前、印刷会社や広告代理店で、面接官もしていました。
面接する側から、学生さんの進路を逆にたどっていって、『欲しい人材』『いらない人材』の事も含めて書きます。
これはグラフィックデザイナーに限らず、すべてのデザイナー、いや、すべての就職する学生さんに共通する事です。
デザイナーに関わらず、いろんな職業を目指す方には、実態を書いておきますので、是非読んで頂きたい一節です。

では、書き始めましょう。
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>デザイナーと名乗れる!
上司・先輩としては、嬉しいもんです。その育った新人さんには仕事を任せられるから、別の仕事・自分の仕事が出来、『早く帰れる可能性が出てくる!』んです!!!!!!


事を習う。まずは下働き。
昔は、下働きと言やぁ、お茶汲みや掃除などがありましたが、今は大分減って来ています。お茶は自分でいれるか、買ってくる。掃除は、当番制でみんなでやる。掃除をしないのは、『部長クラス』以上でしょうか。課長さんでも掃除くらいは、当番に入りますよ。(良い会社はね)
ここで言う下働きは、『資料整理』『写真の切り抜き(ハサミを使っての)』『カッターナイフの使い方』みたいなレベルを言います。アルバイトで広告代理店なんかに入った場合、こんな仕事が主な業務です。それ以外は、『怖くて任せられない』のが、本音です。
「良いデザインをする」と言われて採用されたとしても、すぐにデザインはさせません。

なぜか……

学校を出たばかりの人は、『クライアントの事を全く知らないから』です。
だから、『自分が良いと思う・自分がかっこいいと思う・自分らしさを出す』デザインをしがちです。
これが、会社にとって、『最も邪魔なデザイン』です。
グラフィックデザイナーのほとんどの業務は、『クライアント(お客さん。素人さんがほとんど)の求めているものを作ってあげる』が一番の使命です。新人さんが作りたいものを求めている訳ではありません。そんなものには、お金を払ってくれません。
だから、下働きをしながら、クライアントの事や性質を覚えてもらうんです。
その後、スタンプ帳やハガキ・伝票などの事務的なものを制作し、さらにその後『デザイン』らしいものを作っていって腕を磨いてもらいます。それから、クライアントに合った『自分が良いと思う・かっこいいと思うデザイン』をしていく訳です。決して自分らしさを出してはいけません。

印刷会社・製造メーカー・デザインプロダクション・広告代理店などの面接・試験を受ける。

入社

採用するかしないか…
試験の点数もあります。一般常識です。これが無い人は、デザイン作品を見るまでもなく面接すらしません。
一般常識に乏しい人は、会社にとって邪魔なだけです。そんな人にお金(給料)を払う訳がありません。そんな人を雇うと、会社が恥をかき、仕事が減るからです。
《皆さんも自分は一般常識に乏しいと思ったら、今のうちから、勉強して下さい。せっかく大学を出ても、働けませんよ。》
一般常識…どんなものでしょう。世間では当たり前!ってことばかりです。手紙で『拝啓 ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯』と書き出したら、なんと言う言葉で手紙を締めくくりますか?まあ、こんなことがいっぱいです。知らなくても生きていけますが、生きていける世界は、驚く程狭い世界になり、やりたい事を全くさせてもらえません。
一般常識もがんばって知識を身につけて下さい。問題集なんかも販売されています。

次に面接。。。。。。。。
面接は、部屋に入る前から始まっています。最近は、落とされる条件として、『携帯電話の電源を切らないヤツ』があがってきます。大事なシーンで、電話やメールが気になる人は、いらないからです。
それと、待っている間、足を組む人。この人も落とします。採用されて仕事が始まり、慣れて来た頃、クライアントに行って、そこで足でも組まれたら、会社の信用はがた落ちですからね。
最近聞くのが、お弁当が出るパターンです。これは食事態度を見るためです。箸の使い方はまあいいとして、足を開いたり、組んだりしてお弁当を食べる学生。携帯を見ながらお弁当を食べる学生。こぼすヤツ、弁当を残すヤツ、行儀が悪いヤツ……
これらの態度は、入社してからもなかなか治りません。
デザイナーでも、クライアントと食事をしながら打合せというシーンもたくさんあります。大事なシーンで、こんなくせが出ない自信があるなら、それはそれで良いんですが、大抵は出てしまいます。こんな人も会社にはいらないんです。

それと、悲しいかな、やはり『学歴』です。
デザイナーを募集する会社は、デザイン系を卒業していない人をわざわざ採用しません。やはり、デザインを多少なりとも解っている人が欲しい訳です。仕事を解っているとも思っていません。それは、入社させてから教えれば良い事ですからね。
やはり、芸大・美大系を卒業した人を、条件とします。
有名な広告代理店『電通』『博報堂』なんかは、学歴や上記の面接・一般常識がある人しか、二次採用試験を受けさせません。
「学歴は関係ない…」まあ、間違ってはいませんが、そんなことをしていたら、採用側の業務は膨大なものとなり、時間がかかってしまう。それなら、まずは、美大系卒業者だけでと絞り込んでしまうんです。
有名どころに就職したいなら、まず最低条件のパスポートです。
試しに、『就職情報誌』を買ってみて下さい。デザイナー求人欄を見ると、そんな条件が書いてあります。いっぺん買ってみたらいいですよ。結構参考になるから。


卒業
まあ、卒業の前に、既に会社は決まっている事が多い訳ですから、上記の話と前後しますが、やはり大学で学ぶデザインは、仕事上のデザインとは、かけ離れたものが中にはあります。それでも、大学で『質の高いデザインの勉強』をしておく方が良いんです。
もし、あなたにチャンスが訪れ、《普通のデザイナー》以外の仕事に就けるとしたら……この時に、大学でのデザイン勉強が必須となります。まあ、大学で質の高いデザイン勉強をしない人には、『チャンス』すら訪れませんが。。。。。。。。。。。。。
せっかく専門性の高い学科に入学したんです。働き出してからじゃなかなかその勉強はできません。大学でやっておかないと大損しますよ。

美術系大学デザイン科に入学。
デザイン学科と特記しましたが、別に他の学科でもデザイナーにはなれます。ただ、大学の勉強以外に、『デッサン力』は必ずつけて下さい。
最近は、チラシ・ポスター作成でも、コンピュータが使われます。主に『PhotoshopとIllustrator』と云うソフトは必須ですが、使い方はもとより、写真の切り抜き・合成の技術は、デッサン力がないとひどいものになります。
空間や立体の認識ができないと、ひどい合成や切り抜き写真になり、お客さんに見せられないんです。それには給料は払えません。
以前、私が見ていた部下で、ひどい切り抜きしか出来ない社員がいました。切り抜きのうまい社員とデッサン比べをしたところ、全くデッサンが出来ない!パースですら狂いまくりでした。その人の仕事は、いつもクライアントから突っ返され、お金にならない。時間を与えて、切り抜きとデッサンを訓練させましたがモノにならず、結局辞めて頂きました。
皆さんがやっている『デッサン』は、デザイン系の会社が最もほしがっている技術なんです!!
色でもそうです。同じ彩度の『赤と緑』を並べるなんて事をしたら、全くデザインにならない。そんな事すら知らないと、デザイナーとして雇ってもらえないんです。

大学だって同じ事です。デッサン・色彩構成力の無い生徒はいらないんです。
入学したけりゃ、これらを身につけないと話にならない。
一週間で身に付くスーパーマンはいません。半年・一年と時間はかかるんです。


長々書きましたが、デザイン会社に就職することが、デザイナーへの近道です。そこへ就職するには、美術系大学を卒業するのが近道であり、大学へ合格するのが絶対条件です!

道は遠い?嫌気がさした?
でも、これらをすればグラフィックデザイナーにはなれるんですよ。たくさんたくさんデザイナーが生まれています。みんなやっているんです。あなたが出来ない訳は無いんですよ!!!!!!!!!


最後に『グラフィックデザイナーになるために、絶対必要な条件』は、『文章読解能力』です!
受験の問題・大学での課題・仕事でクライアントからの指示などは、すべて『文章』で来ます。これを間違って解釈したら……それですべてが終わりです。。。。。。。。
文章力をつけましょう。
本、読めよ!

がんばりましょーよ!

2008年7月13日 (日)

デザインの話

皆さんは、どんな職業に就きたいと思っていますか?

美術系の大学を目指している人の多くが『デザイナー』を掲げます。

もちろん他の職業も上がって来ます。

このブログでは、しばらく『これから先』の事を書いていきたいと思います。まあ、ちょっとずつそれ以外の事も交えながら書いていきたいと思いますがね。
さて、ご紹介する職業などは様々なので、まずは、一番人気の『デザイナー』に関する事から書いていきましょう。

その前に、デザイナーの仕事について、ちょこっと書いてみますね。

デザイナーの肩書きにはいろいろありますが、代表的なのが、『グフィックデザイナー』『インダストリアルデザイナー』『プロダクトデザイナー』「ファッションデザイナー』等があります。
それぞれの人数も多いし、回りを見渡しても、それぞれのデザイナーが作ったものであふれています。
あなたが今いるところで、回りを見渡して下さい。
部屋にいるなら、まず目の前にあるのは、あなたが使っている『コンピュータ』『携帯電話』でしょう。
ほかに、文房具や照明や、イスやカーペット、コップ、テレビ、雑誌……
身の回りの大抵のものが『デザイン』と呼ばれる技術で作られています。
作った人が有名な人も、無名な人も様々です。
デザインという世界にどっぷり浸かっている人たちが、『徹夜して(笑)』作ったものを利用して私たちは生活しているのです。

デザイナーを目指している人に、ちょっと、面白い話をしましょう。

みなさん、『アノニマスデザイン』って知ってます?最近耳にし始めた言葉です。
辞書やデザインの本なんかを見ると、
「アノニマス」という言葉は、英語でAnonymus=無名の・匿名のという意味と載っています。
誰も干渉していないデザイン・特別に芸術家や、デザイナーが関わっていないデザインといえるでしょう。
デザイナーが関与しないデザインもあるという認識からアノニマス・デザインと呼ばれる考え方がでてきたといわれています。

「これ、誰がつくったんだろ?」
そう考えたことがありますか?
あるデザインの本からですが、面白い比較をご紹介します。

まずは有名な商品を二つ。皆さん使ったことがあるはずです。

Photo_2

『スコッティティシュー』です。
1986年に『松永 真』さんがデザインしました。
1940年生まれ。64年、東京藝術大学卒業後、資生堂宣伝部を経て、独立されたグラフィックデザイナーです。

これは、有名デザイナーが手がけた仕事です。みなさん、この商品、見た事あるでしょ。こんな仕事ができたらなー……私も今でも思います。デザイナーになりたい方ならなおさらでしょう。


これと対照的な商品を一つ。


Photo_4
『アラビック ヤマトのり』です。見た事あるでしょ?使った事あるでしょ?
1975年の発売です。
これは誰のデザインか?????
じつは、これは当時の『ヤマト』社長の主導のもと、7〜8人の社員によるものなんだそうです。もう、その人たちの名前も解らない。
社員の結束力が生んだプロダクトデザインの傑作です。この人たちの肩書きは『デザイナー』ではありません。が、ちゃんと傑作デザインを生み出しているんです。

これが『アノニマスデザイン』です。名を残さぬデザインの傑作です。


実は皆さんの身の回りのモノのほとんどが、この『アノニマスデザイン』なんです。
台所へ行って、お玉やフライ返し、コップなど見て、デザイナーが誰か解りますか?解んないんです。


これからデザイナーを目指す人は、
『有名なデザイナーになりたい!』『ちゃんと名の残るデザインをしたい!』
がんばって、これを目指してほしい訳ですが、いかんせん、競争率は半端なもんじゃない。
では、諦めるか……

いいや!そんな時は『アノニマスデザイン』を思い出してほしいのです
一生懸命苦労して、せっかくなったデザイナーです。諦めずに、『傑作!』と云われるものを作ってほしいのです。
工業製品でも、ロゴでもなんでも結構です。傑作を目指して下さい。

将来、今、皆さんが暮らしている街が遺跡として発掘されたとき、出土したものがあなたのデザインしたものだったら……
みんなが使ってくれていた証拠です。それだけ沢山ある訳ですから、遺跡として出土するんです。
見ることはできないでしょうが、『見れない壮大な夢』を今から想像して、職業を決めて下さい。目指して下さい。

富雄美術研究所で、夏期講習が始まるでしょ?それは単に大学合格のためだけでなく、傑作を生み出す技量の基礎を学んでいるんです
今しか出来ません。大学に入ったら、なかなか基礎はできないし、会社に入ったらなおさら出来ません。
まあ、基礎ができてない人は、入社することもできないし、デザイナーにもなれないんですけどね…

がんばって、将来を楽しみにして学んでいって下さい!!!

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