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2009年5月14日 (木)

貴重な体験

また私事で恐縮なんですが、エラいものに触れました事の報告です(笑)

ゴールデンウィークに、友人宅でバーベキューをしたんです。場所は、明日香村。キトラ古墳のすぐそばの農家です。

あいにくの雨でしたが、ガレージの中で雨宿りしながら十分雨でもバーベキューが出来ました。さすが農家。

食後、居間にあがらせてもらい、「面白い物を見せてあげよう」と云うので、遠慮なく見せてもらいました。

まずは、掛け軸。時代は不明。ですが、どう見ても和風に見えない。絵の下の方には、顔のついた蛇が……人面蛇です。
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その後見せて頂いたのが、古い本3冊。
一つは、明治時代の『大日本帝国憲法』の教本。参考書ですね。
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持ち主が勉強した跡が残っていました。

それから、どうやら辞書らしきものが二冊。
表紙です。えっらいボロボロでしょ!
Photo_3

中身は、なんとひらがなの発音方法が書いてあります。Photo_4

それから、1年の月の別名が表になっています。
Photo_5

さらに、これは編集後記でしょうか。
天保六年とあります。
Photo_6

ちなみに天保六年ってのを調べてみました。まーあ、知った名前が出てくる出てくる。
西暦では、1835年です。
この年誕生したのが、
三菱を作った岩崎弥太郎
慶応義塾の福沢諭吉
新撰組副長の土方歳三
幕末の思想家 山岡鉄舟
土佐の坂本龍馬

不思議な事が江戸でありました。
6月19日には、江戸で白い毛が降ったそうです。


11月16日には、ハレー彗星が地球に大接近した日でした。

そんな貴重な本に触らせてもらった証拠写真です。
Photo_7

それからこれがとてつもないお宝。
瓦です。が、正真正銘の『飛鳥時代』の瓦です。
今から1450年も前のものです。ちゃんと鑑定されたそうです。
このお家の友人のおじいちゃんが子供のとき、畑を新たに開墾しようと家族で自分の土地内を耕していたら、土の中から出て来たんだそうです。
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これにも触らせて頂きました。その証拠写真です。普通なら博物館のセンサー付きのガラスケースの中にあるべき貴重なものです。
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こんな貴重なものが、平気で一般家庭にある。このかたの家も代々の農家で、家自体が築250年だそうです。
「ちょっと前に建て替えた」って笑ってました。ちょっと前で250年!

おそるべし、明日香村です。

我々が住んでいるところは、とてつもないところなんです、奈良って。
東京では、1400年前の瓦なんか出るわけありません。1400年前の東京六本木は、ただの湿地帯で、人が住んでいても竪穴式住居の進化した程度の建物しかありませんでした。

そのころ奈良飛鳥のこのかたの家のところには、瓦葺きの寺があったんです。
雪深い山の中の東京と、上下水道すら整備され、50mもの高層建築のあった奈良の飛鳥。
今の東京と奈良の格差以上に、1400年前はおおきく奈良と東京に格差があったんですね。

ちなみに、1400年前の飛鳥の都は水洗トイレだったって知ってました?

温故知新って言葉もありますが、これからのアートやデザインを勉強するなら、古代の日本を知る事は必須ですよ。
デザイナーという仕事をしていて、痛切に感じます。

みなさんも、受験勉強プラス古代日本くらいは知っておきましょうよ。

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