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2009年12月

2009年12月15日 (火)

天空に現れた、巨大な光の渦巻き!!

今回は、アートとは関係ないと思いますが、『アートかっ?』と思えるほど、ふしぎな写真をご紹介します。
この私の文章を読んでいくと、「不謹慎じゃないか?」とも思えるかもしれませんが、あまりにも奇麗なので……


まずは、この写真をご覧ください。

091209_fenomen_over_borras_top

奇麗でしょう。
フォトショップで作った画像ではありません。実際に撮影された写真です。

これは先週の水曜日早朝(2009年12月9日、現地時間)、ノルウェー上空に現れた怪奇現象です。
オーロラに似た緑の光がまず現れ、先端が旋回し始め、巨大な光の渦巻きが発生。やがてその光の渦巻きは、さらに巨大な光輪に包まれたと言うのです。

このノルウェー上空にこつ然と現れた不気味な光の渦は、たくさんの人に目撃され、ノルウェーでは、ちょっとしたパニックになったと言うのです。

オーロラにしては形がおかし過ぎる。また、奇麗過ぎる渦巻きが、「ブラックホールの発生!」とか、「世界の終わりの始まり!」とか、流言飛語が一気に噴出したんだそうです。

それにしても、美しすぎませんか?この光の渦。
普通に大空に現れたんですよ!

マジ!アートすら感じます!この異常現象。


まあ、グダグダ書かずに、この写真の種明かしです。

本当に、合成写真でもトリック写真でもありません。ちゃんと普通に撮影されました。

では、なにか?これはっ?


実は、ロシア海軍の原子力潜水艦から発射された多弾頭ミサイルの失敗がもたらした現象だったんです。
打ち上げに失敗したミサイルは、子爆弾に分裂する前に、ロケット燃料が漏れだし、成層圏で重力もかなり弱いところで燃料漏れが起こりだしたもんだから、姿勢制御が出来ず回転運動を始めました。渦巻きに見える光は、漏れた燃料に太陽光線が反射して、こういう風に見えたんだそうです。
緑の光は、そのミサイルの航跡。ロケット噴射の跡です。

次の写真は、別の位置から撮影された写真です。

091209_fenomen_over_borras_h

これはこれで、奇麗ですがね。

また次のこの写真からも、うっすらと回転運動(渦)が見て取れます。

091209_fenomen_over_borras_i

なんとまあ、種を明かせばこんなもの。
江戸時代の人は、こんな事を「幽霊の正体見たり枯れ尾花」と言って笑っていたんです。


でも、よーく考えると二つの事が頭に浮かびます。

一つは、人工物の失敗作とはいえ、自然現象?とは、なんと美しい偶然を作り出すものかと………

もう一つは、この失敗の原因は、『兵器』だと言う事です。

原子力潜水艦発射の多弾頭弾と言えば、大陸間弾道弾。今回のは訓練用の模擬弾だと言う事ですが、弾頭を核弾頭に替えれば………

そう、『核ミサイル』です。


この奇麗な写真を見れた事が喜ばしい事なのか、こんな核ミサイルがある事が恐ろしく悲しい事なのか、模擬弾で良かった言うべきか、模擬弾ですら失敗するロシアの技術の信用性を疑うべきか……

さて、あなたの今の頭の中は、『兵器』としてとらえ、空恐ろしくなっているのか。
それとも、「それはさておき、美しい」ととらえているのか。

どちらですか?………

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