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2011年4月25日 (月)

マンモスの牙

みなさん、マンモスって聞くと、まず何を思い浮かべます?

私は、これっ。
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うまそうな、マンモスの肉です(笑)

アニメ、始め人間ギャートルズで原始人一家が豪勢な食事としてマンモスの肉を食べていました。
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こーんなふうに、みんなでかぶりついていました。
これがえらいうまそうに見ていたんです。

こいつが、お食事になったマンモス『マンモー』
Thumb

さて、マンモスと言えば『旨そう…』って言うだけでなく、巨大な牙も思い出されます。

マンモスが絶滅したのは、牙が巨大になりすぎて身動きが取れなくなり、天敵の肉食獣(人間も含む)に絶滅寸前まで減らされ、さらに寒冷化で食べる植物もなくなり、歴史上から消えていったっていうのが通説です。

これを、哲学的に考えることができる、そんな学問があるんだそうです。
読みかじった事をちょっとだけ紹介します。

マンモスの牙は、最初はそんな巨大ではありませんでした。
数万年前の世界では、マンモスは陸上動物では最大種で、小型の捕食者からの攻撃から身を守るため、牙をドンドン巨大化させていたったそうです。

また、同じマンモス同士でメスを争う時に、自分の威厳を増す為にも牙はドンドン巨大になっていきます。
Odaiba_manmoth

この牙を見ると、円形に曲がって行き、円の中心へと渦を巻くように生えていきます。

何の根拠もない威厳を増していった結果、牙は円と渦を描き、重さに耐えられなくなり、とうとう母体のマンモス自身が死んでしまう。

「これでいい」と信じたまま育った牙は、母体を滅ぼす。
これを、人間の科学力や社会に例えた考え方があるそうです。

「これでいい」と信じて突き進むと、他の事が見えなくなり、次第にその考えは渦を巻いて中心へ向かい、出口が無くなり、文明は滅ぶと言うのです。

また、途中で間違いに気づき、修正を図っても、その時点がマンモスの牙のように円を一周描いてしまった後では、牙をのばしていっても、所詮『円』になり、始まりも終わりもない『時空間に閉じ込められる』と言う現象が起こるのだそうです。
「間違いに気づくのが遅過ぎると、何をしても無駄」と言う事らしいのです。

難しい考え方ですね。


マンモスの牙はそれほど巨大で、いろんなことを考えさせられるものだと言う事です。
Mannmosu_edited

ほんと、でっかいですね。

この写真は、愛・地球博で展示された『ユカギルマンモス』の頭骨。牙もりっぱなものです。
Mammoth_03
まさに閉じられた空間に向かっているように思えます。

我々も、ちゃんと考えなきゃね。
『絶対!安全!』と言い続けた原子力発電所が、いままさに使い続けるかどうかの瀬戸際にいます。
科学の慢心の見本のようなことが今起こっています。


さて、マンモスって、えらく太古の生き物と思うでしょ。
たしかに、400万年前からいる象なんだけど、数千年前にほぼ絶滅とされ、記録では、紀元前1700年頃に、東シベリアの沖合にある北極海(チュクチ海)上のウランゲリ島で最後のマンモスが狩猟されたというのがあるそうです。

そのころは、
日本では縄文時代。
中国では殷が滅び、周王朝が建国。
エジプトはラムセス2世の政治が行われ、中国でハレー彗星が記録され、ギリシアで最古の文字による記録が残された時代でした。

意外と近代までマンモスは生きていたんです。


それと、氷付けのマンモスが見つかった事で、日本、ロシア、中国が、マンモスのDNAを採取し、現生する象のDNAと比較・研究・利用をすることで、『クローンマンモス』を作ろうとしています。

生きたマンモスを見られるのは良いけど、『マンモスの牙』の意味をもう一度、この人たちには考えてほしく思うんですが………

受験生・大学生の皆さんも、『これでいいんだっ!』って妄信せずに、いろんな人の意見を聞き、自分の知識の泉に貯めていって下さいね。

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