コイ2

  • ルパン三世3
  • コイ2
無料ブログはココログ

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2011年10月

2011年10月20日 (木)

Appleから学ぶデザイン 2

さて、前回のブログの続きみたいな内容になりますが、同じタイトルで記事にしていきたいと思います。

Appleコンピュータ社は、変わった形のパソコンを世に出し続けてきました。
今でこそ、ノートパソコン等は、AppleだろうとSONYだろうとゲータウェイだろうと、あまり形の差はありません。
まあ、安く作れて使いやすいからこの形になっていったんだと思います。

Apple社以外は、比較的この形に早くから目を付け、販売実績を伸ばしてきました。
OS(オペレーションシステム)は、Windows!

ビジネスマンはこぞってこの形のノートパソコンを買い、使っていました。だからWindowsが大ヒットした訳です。

そのころ、Apple社は、この流れに乗ろうとしませんでした。

変わった形のパソコンをドンドン出していったんです。

まず、これらを見て下さい。

1mac

2mac

3mac

5mac

4mac

これらすべて『Macintosh』です。
今の学生さんたちは知らないでしょうねー。
すごく変わった形を連続で発表し、どれもがヒット商品でした。
まあ、OSが『Mac OS』ですから、『Windows』を追い抜くまでには至りませんでしたがね。

そのなかで、このMacintosh、
5mac_2
『iMacグラファイト』は画期的でした。
今までに無いデザインと、広告自体が衝撃的だったんです。

Imac2

Imac

あえて、パソコンと思えないような商品の並べ方の写真を載せたんです。
パソコン本体と商品広告の写真に世間がびっくりし、このパソコンは、Windowsの存在を危うくする寸前までヒットしました。

それに、この『iMac型デザイン』は、いろんな分野で真似をされ、文房具・書籍・パソコン周辺機器等でこれに似たデザインが町中にあふれ、どんな田舎町の商店でも、似たデザインのいろんな商品が売られていました。
この形が、大ブームだったんです。

Windowsパソコンの周辺機器にも、このiMac型デザインがされた商品が電気屋さんにずらりと並んでいました。

また、ノートパソコンでも、
G3_ibook
こんな貝殻みたいな形のパソコンを出し、

Ibook3

ノートパソコンを『立てて』写真を撮り、広告にしたんです。

Ibook

今まで、こんな広告をしたノートパソコンはありませんでした。
『オシャレな形を見せたいノートパソコン』として、発売したんです。
性能も当時の他社のパソコンよりぐっと優れていました。

値段はちょっと高めでしたがね。


Appleコンピュータは、パソコンで世界制覇と言うよりも、
『ブームとデザインや生活の形を根源から変える事を目指して』営業してきました。

この後、学生さんでもご存知の『iPod』『iPad』『iPhone』が世界を席巻する訳です。
このブログをお読みの方も、Apple社製の商品を持っていらっしゃる方も大勢いると思います。

iPodの広告のデザインなどは、ユニクロやナイキなど、今や我々の中心にあるブランドの広告にも大きく影響を与え、オシャレで良いイメージ広告の代名詞になっていましました。

今やアップルコンピュータは、Windowsを抜き、世界最大のコンピュータ会社になっています。


「アップルコンピュータを買え」って訳ではありませんが、ハードのデザイン・広告のデザインの先進性は、ぜひ受験生の方には見習って頂きたいモノです。

Apple社の製品の広告をよく見て下さい。

『空間』をうまく使っていますよ!

『空間』は「白い余り」ではありません。
『白いタイルを貼付けてあるんだ!』って考えてみると、あなたのデザインに余裕とすっきりさがプラスされて、一皮むけたデザインが出来るようになるんじゃないでしょうかねー。

2011年10月 6日 (木)

Appleから学ぶデザイン

昨日(10/5)、米国Apple社の前最高責任者のスティーブ・ジョブズ取締役会会長が亡くなったと発表されました。すい臓ガンだったそうです。
スティーブ・ジョブズは、Macintoshを家のガレージで仲間と開発し、世界で初めてマウスを使って入力出来る家庭用コンピュータを作った人です。
そのMacintosh方式は、今やWindowsだけでなく、あらゆる方式のコンピュータに使われています。

アップルの取締役会はジョブズ氏の死去について声明を発表し、「スティーブの才能、熱意、エネルギーは、すべての人々の生活を豊かにし、改善するための数限りないイノベーションの源泉となってきた。スティーブのおかけで、世界は計り知れないほど豊かになった」述べ、ジョブズ氏の功績を称えています。

私個人がAppleコンピューターの利用者と言う事もそうですが、Apple社のデザインは、ハード面でもソフト面でも、世界で認められていました。

ハード面では、コンピュータやiPhone、iPadのデザインは、中国を筆頭に真似をされ、みんなこぞってiPhone・iPadのデザイン機器を持っています。

ですが、やはりバッタものの中国製では、本家Apple製品の性能には勝てない。ソフト面でもAppleは世界トップクラスの製品です。


いろんな製品セールスの為のポスターやディスプレイ、チラシやカードに至るまで、Appleのデザインはシンプルでかっこよく、世界のデザイナーにも影響を多大に与えています。

以下の写真ですが、

Photo

今日(10/6)のApple社ホームページのトップページです。

ここにも、Appleのデザイン理念がしっかり活かされています。

他の会社なら、(想像ですが)亡くなった会長への哀悼の意をたっぷり書き、お固い言葉で利用者へご報告を書き込むと思います。

しかし、Appleのホームページは、
製品のアピールをいっさい消し、スティーブ・ジョブズ氏のモノクロ写真を大きく載せ、名前と生存年を記しただけ。

色も、飾りもなく、強い意志を持ったスティーブ・ジョブズ氏が私たちを見つめている写真を使っています。しかもモノクロで。

これは、スティーブ・ジョブズ氏が世界で有名だから出来る事ではありますが、ある一人の男の死を、会った事も無い世界中の人へのアピールとして、最大限のシンプルさで発信している、とてもすばらしいデザインのホームページです。
ホームページの写真をクリックすると、Apple社からのメッゼージも読めます。
ジョブズ氏のカリスマ性がますます増大する表現になっています。

良い写真は語ると言いますが、このことを本当に良くデザインされた一面です。

受験生の皆さんも、いっぱい紙面に書き込むのではなく、『言いたい事を端的に。主役の精錬度を充分高めたデザイン構成』と言うのを学んでいって下さい。

一度、Apple社のホームページを見てみてください。案外、あなたに取っていい物が手に入るかもしれませんよ。


« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »